金鉱山の株 投資信託
「金」に投資する方法としては、「金地金」、「金地金型金貨」、「純金積立」の3つがよく知られていますが、これ以外にも、「金」を採掘する企業への投資、というものもあります。米国の「ニューモントマイニング」などが有名です。
金鉱山株への投資とは
金などの貴金属を採掘する企業への投資は、金などの現物資産の上昇によって大きなリターンが期待できます。また、株や債券とは異なる値動きをする商品を自身のポートフォリオに組み入れることで、分散効果を大きくすることができます。
サブプライムローン問題を発端とした経済不安に伴い、金の価格は一時下落しましたが、最近は金が上昇の傾向を見せています。金の価格が上昇すれば、金鉱山の株の価値も上がることになるので、基本的には、同じような動きとなります。
これに加え、中堅鉱山会社が三社集まって大手の一角に食い込む構想が進行中など、世界的な業界再編の動きもあり、金生産コストが下がることから、金鉱山株の人気が高まっているようです。
日本での金鉱山株といえば、住友金属鉱山が金関連と言われているため、ある程度金価格との連動性はあるようです。ただ、住友金属鉱山は、金以外にも銅やニッケルなどを生産する総合非鉄会社ですので、海外の金鉱山株ほど金の動きに敏感に反応するわけではありません。
金鉱山の投資信託とは
外国の企業に直接投資するには、情報不足や為替リスクもあることから、不安に思う人も多いことでしょう。
そうした人のために、金鉱企業を中心に投資する投資信託というものもあります。
一般的なファンドと同様に1万円程度から購入することができ、少ない資金で始められるのも魅力でしょう。
金鉱企業を中心に投資する投資信託は、金鉱株ファンドといわれます。
金鉱株ファンドは、その名の通り金そのものに投資するのではなく、世界各地の金鉱山の株式に投資する投資信託で、いくつかの投信会社が取り扱っています。
金鉱山の投資信託の注意点
金鉱株ファンドは投資対象である金鉱山の利益が増えれば基準価格が上がり、逆なら下がります。
単に金に投資するよりも利益が大きくでる魅力的なファンドといえますが、金価格が下落すれば、金鉱山の利益は金価格の下落率以上に下がり易いため、金現物(金地金、金地金型金貨)や金ETFに比べるとハイリスク・ハイリターンな商品といわれています。
さらに金鉱山会社は、ほとんどが南ア、オーストラリア、カナダ、アメリカの会社ですから、金鉱株への投資は外貨で行うことになり、金鉱株ファンドは為替変動の影響も受けます。
こうしたところもよく知った上で、金鉱山ファンドへの投資を検討してみることでしょう。
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