金CFD 金先物取引

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金先物取引とは

金CFDは先物取引と似た商品となっているため、金先物取引の紹介を始めにしています。商品先物取引は、例えば1年後(時期は選べます)に金、ゴム、穀物などの商品(コモディティー)を、1キロ買う、又は売る約束を、一定の金額を払って取得します。ここで払うお金を「証拠金」と言います。

金の場合は1キロ単位からなので、 1キロなら1枚、2キロなら2枚と数えます。先物取引の場合は、現物の取引と違い、1キロ当たりでも安い証拠金で購入できるのが特徴です。

予約して取引するため、期限がきた時点で価格が変動していても、予約した時の価格に変わりはありません。そこで、買い付けた時よりも相場が上がっていた場合には売買益が発生するわけです。

また、期限前に反対取引により取引を清算することができます。反対に、下落していた場合には売買損が発生します。

ここが先物取引での注意点です。売りから取引を始めた場合にはこの反対となります。

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金CFDとは

金先物取引に似た、金CFDという金融商品があります。基本的な仕組みは商品先物取引と同じなのですが、より大きいレバレッジがかけれるようになっています。

そのため、商品先物取引よりも少額からはじめることができ、ハイリターンが期待できます。

また、商品先物取引は取引時間が制限されていますが、CFDでは深夜でも取引できます。ほぼ24時間の取引が可能なので、忙しい人にもピッタリです。

何より、欧米の金相場が最も動くのは深夜なので、効果的な取引ができるのです。

レバレッジをかけた場合の損益額

投資額 1グラムの金価格 損益額
1倍 10倍 20倍
100万円 4,400円 +10万円 +100万円 +200万円
4,200円 +5万円 +50万円 +100万円
4,000円 0万円 0万円 0万円
3,800円 -5万円 -50万円 -100万円
3,600円 -10万円 -100万円 -200万円

金価格が1gあたり4,000円をもとに考えています。

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金CFDのメリット

証拠金も手数料も安く取引できる。
商品先物取引にかかる手数料は、商品取引会社に支払う委託手数料だけです。証拠金があればレバレッジをきかせることができるので、取引を最大1/20にできるので、少額で取引を始められます。

ハイリターンが期待できる。
レバレッジをきかせることができるので、一定の証拠金で、何倍もの金額の取引ができます。そのため、相場の読みが当たればハイリターンが期待できます。

商品先物取引で扱う銘柄は、価格の上下が激しく値動きはダイナミックなものなので、短期間で大きな利益を得られる可能性があります。

買いだけでなく、売りからも取引できる。
商品先物取引では売り注文から入ることができます。価格が上昇しそうなときは買い注文、価格が下落しそうなときは売り注文を入れることで、投資の機会を逃さないという特徴があります。

また、売りのポジションで持ち越しするとオーバーナイト金利という金利が支払われることになります。時間は、ニューヨークの午後5時が基準になっているので、日本時間に直すと午前6時の時点になります。

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金CFDのデメリット

ハイリスクである。
ハイリターンが期待できると述べましたが、逆に大損を被る可能性もあるわけです。

商品先物取引は、証拠金の10倍~20倍といった金額の売買が可能なため、相場の変動による利益が大きい半面、思惑が外れたときの損失も多額になる可能性があります。

変動による損失が証拠金に対して一定の割合を超えた場合、追加で証拠金の支払いが必要となります。このため、自身の運用可能資産にあった取引を行うことが大切となります。

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金CFDの投資方針

金CFDは、経験がものをいう投資です。そのため、個人の判断で金価格のこれからの相場をよみ、上がりそうであれば買いを、下がりそうであれば売りをしましょう。

金CFDは、初心者にはおすすめできないというところが本音です。多少の経験が必要で、投資額の3倍の資金を用意して始めるべきでしょう。余剰資金でレバレッジを抑え目にして、先物がどのように値動きするのか勉強するとよいでしょう。やみくもにレバレッジを大きくすると少しの値動きで大きな損益が生じるからです。

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金CFDの始め方

最近は、商品の先物取引でも、インターネットの取引が可能となり、安い手数料で、自分で情報を収集し、自分で計画を立ててマイペースに取引ができるようになりました。

純金に関しても、商品の先物取引を考えるなら、まず、情報の分析を綿密に行い、無理のない資金で始めるべきでしょう。

商品の先物取引の場合、やはりリスクが大きいとよく言われることから、躊躇する人も多いかもしれません。こうした人たちでも投資しやすいのが、金ミニ取引でしょう。

金ミニ取引は、小額(約2.6万円)からはじめられます。また、金ミニ取引の大きな特徴としては、レバレッジを利用することで、小額の投資で大きな利益が得られる可能性がある、ということです。

上手に取引すれば、利益も大きくなりますが、逆に予想が外れると、証拠金の額を上回る大きな損失を出すこともあるので注意がいります。

取引に参加する際にかかる資金は2万円程度ですが、余裕資金を考えても5万円程度の資金があれば十分なので、先物取引の超初心者版ともいえるでしょう。

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金CFD取扱い業者の比較

会社名 スプレッド 種類 最小投資単位 レバレッジ
GMOクリック証券 0.3~0.4 金スポット 1トロイオンス 20倍
金先物
DMM.com証券 1.0~2.0 金/米ドル 1トロイオンス 20倍
ドットコモディティCFD 0.5 金スポット 1トロイオンス 10~20倍
ミニ金スポット 0.1トロイオンス
金スポット(円建) 変動
NY金先物 1トロイオンス
IGマーケッツ証券株式会社 2.0 スポット金(100g) 100g 20倍
0.5 スポット金(円建) 約1トロイオンス
スポット金 100トロイオンス
インヴァスト証券 0.5 金先物 10トロイオンス 20倍
ミニ金現物 1トロイオンス
0.7 NY金先物 10トロイオンス

SBI証券のCFDは、2013年1月12日(土)をもってサービスの取扱いを終了したので表から削除しました。

お勧めはGMOクリック証券ースプレッド最小、6,400円で取引開始
GMOクリック証券は、スプレッドが0.3~0.4で最小、さらに1トロイオンスから投資できます。最小投資単位が1トロイオンスでレバレッジが20倍掛けられるため、1回の必要証拠金が約 6,400円から始められます。他証券会社にあるような10トロイオンスの単位の場合、必要証拠金が約64,000円となります。GMOのように取引単位が1トロイオンスであれば、余裕資金に合わせた投資がやりやすくなります。

GMOクリック証券の公式サイトへ

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